ロンドンで感じた、愛犬ファッションの原点と日本の誇り
こんにちは、ウッドフィールドです🐾
先日、イギリス・ロンドンに行ってきました!
今回の旅の目的は2つ。
ひとつは、愛犬ファッションのルーツを深く知ること。
もうひとつは、今後の商品づくりに活かせる素材の視察です。
実はイギリスは、
「愛犬のファッション文化」が生まれた国とも言われています。
今では当たり前になった「愛犬に服を着せる」「首輪やリードもおしゃれに選ぶ」文化は、19世紀のビクトリア時代に始まったのだとか。
あのヴィクトリア女王も大の愛犬家で、ポメラニアン、テリア、ダックスフンドなど、たくさんのワンちゃんたちと暮らしていたそうです。
実際に訪れてみて感じたのは、街全体の“おしゃれさ”!
ロンドン名物の赤い2階建てバスや電話ボックスが並ぶ風景は、
どこを切り取っても絵になる印象的な景色でした。
そしてやっぱり感動したのが、ビッグベン。
昼間の堂々とした存在感も良いんですが、
ライトアップされたビックベンも幻想的で美しかったです。
街を歩いていると、おしゃれな人たちもたくさん。
それだけでなく、洋服をコーディネートされたワンちゃんも多く見かけました。
まさに“ファッションが文化として根付いている国”だと感じました。
そしてイギリスといえば…あの有名なフィッシュ&チップスも挑戦!
タルタルソースとの相性が抜群で、想像よりずっと美味しい!
ただ、すべて揚げ物なので、半分くらいでギブアップ(笑)
隣にいた老夫婦はペロリと完食していて、さすが本場…と感心しました。
さて、ロンドンにあるリバティ百貨店にも足を運びました。
「リバティ」と聞くと“花柄の布”を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、
実は創業140年以上の老舗百貨店なんです。
外観は重厚感があり、まるで歴史ある邸宅のよう。
館内もアンティークな造りでとてもおしゃれでした。
お花柄の素材もワンフロアにびっしり展示されていたので、じっくり拝見させていただきました。
そして知れば知るほど驚くのが、
実はこのリバティ、19世紀末にヨーロッパで広まった「ジャポニズム」と呼ばれる日本の美の影響を強く受けているんです。
浮世絵や着物などの日本文化が大流行し、リバティの創業者もその美意識に深く感銘を受けたそうです。
遠く離れた地で、日本の美しさが受け入れられ、
愛されてきたという事実は、日本人としてちょっと誇らしくなりますね。
私たちウッドフィールドも、
“日本の美”を大切にしながらモノづくりをしています。
ありがたいことに、日本国内はもちろん、
アメリカ・ドバイ・シンガポール・マレーシアなど、世界中のお客様からお声をいただくようになりました。
「日本の職人がつくる上質なレザーアイテムを、世界へ」
そんな想いをあらためて強くした旅でもありました。
今回の旅で得たインスピレーションを、
これからの商品づくりにも活かしていきたいと思います。