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「ハーネス=野暮ったい」そんな常識を変えたかった

こんにちは、
ウッドフィールド代表のタカシマです。

今日は組み編みハーネスが生まれるまでの裏側を少しだけさせてください。

<すべては、一通のメッセージから>

これまでウッドフィールドでは、

スライドしてワンタッチで着用できる
平革タイプのハーネスをお届けしてきました。

 

お洋服を邪魔せず、
シンプルで美しく映えること。

その佇まいを評価していただき、
多くの方に選んでいただいてきました。

 

そんなある日、一通のメッセージが届きました。

 

「うちの子は体が硬くて、
頭からかぶるタイプが少し苦手なんです。
特にお洋服を着ている時は着せにくくて...

ベルトで調整できるハーネスがあったら嬉しいです。」


.
この一言がきっかけで、
“ベルト調整ができるハーネス”を本気で考え始めました。

<立ちはだかった「道具感」という壁>

ただ、すぐに一つの壁にぶつかりました。

 

「ベルト」はとても機能的ですが、
その分、どうしても道具感が出やすいパーツ

もともとハーネス自体が
実用性を優先されがちなアイテムなので、

そのまま作れば、
ゴツく、重く、どこか野暮ったくなる。

実際、世の中の多くのハーネスはその常識の中にあります。

だからこそ、
・おしゃれをする日は首輪を選ぶ
・写真撮影する時はハーネスを外す

そんな暗黙のルールが、自然と生まれているのだと思います。

 

もちろん、それが悪いわけではありません。

運動量の多い犬種や、アクティブなシーンでは
機能性重視のハーネスが適している場面もあるでしょう。

 

でも、私はこう思うんです。

「おしゃれする日に選べるハーネスがあってもいい」

<新しい文化を作りたい>

だから今回は、
その当たり前を壊す挑戦でもありました。

 

おしゃれの一部としてハーネスを選ぶ。
撮影のときもハーネスをつける。

そんな文化を、
少しずつでも作っていきたい。

そう決めて、開発をスタートしました。

<ミリ単位の調整>

より少ないパーツでどう作るか。
無駄のないフォルムをどうデザインするか。
着用した時の首元や胸元をどう美しく見せるか。

一つひとつに向き合いながら
何度も試作を重ねました。

(試作品の数々)

一歩進んでは、また一歩戻る。
少し変えては、またやり直す。

「これじゃ野暮ったい」
「いや、もっと無駄をなくせるはず」

完璧主義の私はなかなか納得できずにいました。

 

レザーの編み方ひとつ取っても、実はいくつも種類があります。

どの編み方なら、より立体的で美しく見えるのか。

何通りも試しながら、
ミリ単位で調整を重ねました。

<そして辿り着いた機能美のかたち>

そうしてようやく、
「これなら」と心から思える形に辿り着きました。

驚くほど無駄がなく、
それでいて、とても軽い。

「機能的なのに、きれい」

このバランスが、ようやく噛み合った瞬間でした。

実際にワンちゃんに着せたとき、
あまりにも可愛くて、思わずニヤけてしまいました(笑)

<Woodfieldのものづくりの原点>

もちろん、見た目だけではありません。

・柔らかく、やさしいレザーを使うこと。
・必要以上のパーツは使わないこと。
・首や気管に負担をかけにくい構造にすること。

お散歩中、ずっと肌に触れるものだからこそ、

つけ心地は何よりも大切です。

 

「ワンちゃんが嫌がったら、
 どんなにデザインが良くても意味がない」

これは、開発のたびに自分に言い聞かせていることです。

 

そして、少しでも違和感があると歩かなくなってしまう子に試着してもらい、
普段通りにリラックスして歩いてくれた瞬間。

思わずガッツポーズしてしまいました。

<ハーネスの価値を、もう一度>

このハーネスが、

「ハーネスは野暮ったいから苦手」
「おしゃれする日は外してしまう」

そんな方のもとに届いたら嬉しいです。

 

そして、

おしゃれの一部としてハーネスを選んでいただける日が来たのだとしたら、

開発者としてこれ以上嬉しいことはありません。